筋トレを始めて間も無く、
「筋トレをしているけどめんどくさい」
「疲れてやる気が出ない」と感じることはありませんか?
筋トレを始めているとだんだんめんどくさく感じてきますよね。
せっかくお金をかけて筋トレをしているのに無駄になってしまった、自分には才能がない、と思ってしまうかもしれません。
実は続かないということは当たり前のことなのです。
ジムに通っていた筋トレ初心者が1年間継続した割合をご存知ですか?
なんと4%程度なんです。
つまり100人いたら96人は途中で挫折してしまっていることになります。
では、なぜ人は筋トレが続かないのか?続かない人にある特徴と継続するコツについて解説していきます。
筋トレが続かないのは当たり前?人間の体のメカニズムを知ろう
「筋肉がある姿はカッコよくて憧れる」
筋トレを始める理由は様々ですが、実は筋トレって体にとっては脅威なんです。
現在の筋力では足りないくらいの重さを扱って、体に負荷をかける行為ですから、体としてはそんな行為してほしくはありませんよね。
人間が嫌なことが起こったら避けようとするということと同じことが筋トレでも起こります。
脳が筋トレを脅威に感じて、やる気を出させないようにします。
つまり続かないのは人間の正当反応なんですね。続かないからって自分を責める必要は全くありません。
では、どのようにすれば続けられるようになるのでしょうか?
理屈は至ってシンプルです。脳が脅威を感じないように上手に脳を騙していくことなんです。
上手に騙すとはどういうことでしょうか?これから詳しく話していきます。
筋トレが続かない人の特徴と対策方法
ではどのような人が筋トレが続かなくなるのでしょうか?特徴は以下の通りです。
- 目標設定が高い
- 動機が弱い
- 頑張りすぎている
- 時間をかけすぎている
- 効果が出るまで続けられない
一つ一つ話していきます。
目標設定が高い
筋トレ初心者にありがちなのが目標設定が高いということです。
「腕立て伏せを毎日100回」
「腹筋を毎日200回」
「スクワットを毎日100回」
毎日これだけやるという目標を立てて、続けられそうですか?
3日坊主ではなく、3日も続けられらば褒めたいです。
初心者のうちは「10回×2セット」などとあまり無理をしすぎない方が良いです。
動機が弱い
なぜ筋トレを始めたのでしょうか?
ただ単に、
「筋肉をつけたい」
「ある程度痩せたい」
と思っていても、動機が弱く、すぐに飽きてしまいます。
そのため、どのような体にどのくらいの期間でなりたいのかを初めに明確にすることで、モチベーションの維持にもつながるため、初めの目標はしっかり決めておくと良いでしょう。
頑張りすぎている
初心者は初めにこれをするぞと決めたら何がなんでも頑張ってしまいがちです。
例えば、この曜日は腕立て伏せと、腹筋を行うと決めたとします。
どんなに疲れていても、どんなに時間がなくても、初心者はそれをこなそうとしてしまいます。
これでは、筋トレは続きません。
筋トレは長期戦です。長い目で見ると一日の努力は塵のようなものです。
頑張りすぎずに、忙しかったら休んだり、メニューの量を軽減するなど融通を効かせることが大切です。
時間をかけすぎている
大体筋トレをしている人は1時間程度で終えます。
しかし、筋トレ初心者がいきなり毎日1時間を筋トレに費やせるかと言ったらそんなことはありません。
筋トレでそんなに時間を使っていたら、毎日続けるのは難しいです。
初心者ならば目標は毎日10分でもいいです。
続けていくと習慣になり、もっと続けたいと思えるようになりますので、時間設定には気をつけましょう。
効果が出るまで続けられない
筋トレを始めたのに、全然成果が出ないと思ってやめてしまうのは勿体無いです。
もう一度言いますが、筋トレとは長期戦です。
変化に自分が気づくまでに3ヶ月、他人が気づくまでには6ヶ月かかると言われています。
そのため、最低でも3ヶ月間は継続しないと効果を実感することができません。
そのためには、初めの目標をしっかりと意識する、または体の変化ではなく、持ち上げられる重さの変化などを意識することで、筋トレ後の達成感を感じられます。
初めのうちこそ、体の変化ではなく、それ以外の変化に着目してみると、より続けられると思います。
筋トレが続かない人の特徴について説明してきました。やはり頑張りすぎているということと、それに対して結果が伴うまでに時間がかかるということが、続かない原因だと思います。
初心者は習慣をつけるということが最も大切になりますので、あまり頑張りすぎず、体の変化以外のところに達成感を覚えることで、より続きやすくなりますので、参考にしてください。
筋トレ初心者が最短で体を変化させるために知っておきたい3つのことを読むにはこちらから
筋トレを続けるコツ
筋トレが続かない人の特徴について説明しましたが、ここからはどのようにすれば筋トレを続けられるか、私が体感したことも含めて、コツについて話していきます。続けていくコツは以下の通りです。
- 目的設定を明確にする
- 1セットでもいいから行う
- 絶対に筋トレを行う環境を作る
- 筋トレ仲間を作る
これらについて詳しく説明していきます。
目的設定を明確にする
ぼんやりと目的があっても、時間が経つごとに薄れてしまいます。
そのため、筋トレを初める前に明確に決めておくことでより続けやすくなります。
つまり、いつまでに、どのくらいの体になりたいのかを明確に決めるということです。
筋トレはグダグダとやっていても、結果的に見てほとんど変化していないこともあります。
そのため、目標を明確にするということはとても大切だと感じました。
3ヶ月の間にプラス5kgなどと、具体的な数字を用いるのが良いです。
そのようにすると、体の見た目だけではなく、体重などの数値としても、目標に向かっているかを確認できますので、よりモチベーションも保てるでしょう。
1セットでもいいから行う
めんどくさい、時間がない、疲れているのに筋トレをするのは億劫ですよね。
その場合は全部行う必要はないです、そうするとすぐに飽きてしまいます。1セットだけでいいので行ってください。
勉強をするのが嫌でも、一度やってみたら結構できた経験もあると思います。
筋トレでも同じです。1セットだけ筋トレを行って、それでもやる気が出なかったら、体が悲鳴をあげているサインの可能性もあるので、筋トレはそれで終了でいいです。
しかし、1セットだけ行ったら、もう1セット行いたくなることもあります。
「毎日腕立て100回」は続けられるかわかりませんが、「毎日腕立て最低5回」なら続けられそうですよね。
「毎日100回行う」習慣というのは身に付けるのは初心者には至難の業です。
そんなことは諦めて「毎日最低5回行う」習慣を身につけましょう。
絶対に筋トレを行う習慣を作る
自分だけではどうしても筋トレを続けることができなかったならば、トレーニングジムなどを利用することで、絶対に筋トレを行う習慣を身につけましょう。
家で「最低5回」も行うのが面倒だったら、ジムに通って「最低5回」行ってから帰りましょう。
筋トレが習慣になってきて、もっとやりたいと思ったら、自然に「最低5回」以上は行っていると思いますので、続けるために大切な習慣づくりをトレーニングジムを利用して作りましょう。
家トレとジムトレのどちらが自分に向いているのか?それぞれのメリットとデメリットとは?
筋トレ仲間を作る
友達でも恋人でも家族でもいいですので、筋トレを一緒にする仲間を作りましょう。
筋トレを一緒にすれば、やる気も出ると思いますし、一緒にできなくても筋トレについての話をするだけでも、「自分も頑張らなければ」、「一緒に頑張ろう」と思えます。
モチベーションというのは、自分で起こすよりも人の手を借りたほうが圧倒的に簡単に上がることもあります。
同じ「筋トレ仲間」を作ることが、体を変える近道にもなるでしょう。
まとめ
以上が、筋トレを続けるために必要なことでした。
やはり習慣化するまでが一番大変です。
大変ですが、一度習慣化すると、筋トレの様々な魅力についてもっと知れると思いますので、この記事が参考になれば幸いです。
最後までありがとうございました。
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