いざ筋トレを始めようと思って、用意したほうがいいのかなと真っ先に思いつく器具はダンベルだと思います。
ダンベルを用意することによってトレーニングの質や幅はかなり向上します。
しかし、ダンベルについては知っていても、実はダンベルにはいろいろな種類があることはご存知でしょうか?
そのため、自分に適切なダンベルを選べないと、後から別のダンベルを用意したり、重さを追加したりと余計な出費がかかるかもしれません。
ここではこれからダンベルを用意する人に向けて、ダンベルの選び方とおすすめのダンベルを紹介していきたいと思います。
またダンベルの他、用意しておくと筋トレの効率が何倍にもアップするグッズについて紹介しています。気になる方はこちらをご覧ください。
→用意すると筋トレの成果が上がるグッズを紹介します!
なぜダンベルは必要なのか
そもそもダンベルは必要なのでしょうか?
答えは、絶対ダンベルを買うべきです。
ダンベルを買うだけで普通行えないようなトレーニングが行えるようになり、トレーニングの結果も目に見えて違いが出るからです。
せっかく同じ時間をかけて筋トレをするならば、より結果が出た方が、やっていて良かったとも感じられ、達成感も強いですよね。
そのため、ぜひこちらを見て自分に合ったダンベルを見つけましょう。
ダンベルを買うと様々なメリットがありますが、以下に挙げてみます。
- 筋トレの幅が広がる
- 筋トレの質が向上する
- モチベーションが上がる
筋トレの幅が広がる
ダンベルを用意するだけで筋トレの幅がググッと広がります。
ダンベルを用意しないと行える筋トレは自重トレーニングと言って、自分の体重を利用した腕立て伏せや腹筋などのトレーニングしかできなくなってしまいます。
自重トレーニングだけで様々な部位を鍛えようとしても、そもそも鍛え方がなかったり、行う上での難易度が高かったりと様々な問題があります。
そこで、ダンベルを用意することで、自重トレーニングではできなかった様々な筋トレを行うことができます。
筋トレの質が向上する
またダンベルを用意することで、質の向上にもつながります。ダンベルは一番軽くて2.5kg程度から扱えます。そのため、自分にあった重さでトレーニングすることができます。
自重トレーニングでは体にかかる負荷が自分の体重のみになるので、どうしても負荷が均一になってしまいます。
そのため、ダンベルを用意することで、筋トレの質を何倍にも向上させることができます。
モチベーションが上がる
筋トレをする上で最も大切なことは何かと問われたら、継続力でしょう。
継続するためにはモチベーションを高く保つことも大切です。
自重トレーニングと比べ、ダンベルを用意することで実際に筋トレを行う器具が目の前にあるため、モチベーションの向上にもつながります。
ダンベルの種類について知る
おすすめのダンベルを紹介する前に、ダンベルの種類について知っておく必要があります。
実はあなたが思い浮かべているダンベルはおすすめできないかもしれませんよ。
それではダンベルの種類について説明していきます。
可変式(アジャスタブル式)ダンベル
可変式ダンベルの最大の特徴は付け替えにかかる時間がかからないということです。
上記の写真のダンベルは使用したい重さのところに横からロックピンを差し込むことで、重さを変えることができます。
こちらのダンベルはダイヤル式で、ダイヤルを回すことで簡単に重さを変えることができます。
ロックピンタイプのダンベルは握る部分が狭く、筋トレに影響が出ることがありますが、側面が平らなのが特徴でしょう。側面が平らなことで、ダンベルを使って行うベンチプレスを行う場合に、オンザニーという膝の上にダンベルを置いて勢いよくスタートポジションにダンベルを持ってくる方法に便利です。
しかし、それ以外ではダイヤル式の方が利便性もあるため、特に理由がない場合はダイヤル式の方がおすすめです。
プレート式ダンベル
プレート式は自分でプレートを付け替える手間があります。
毎回重さを変えるときに付け替えるのはめんどくさいと思うかもしれません。
プレートしきを選ぶメリットとしては、安さや安全性、プレートの追加のしやすさが挙げられるでしょう。
まず可変式ダンベルと比べて安く手に入れることができますので、経済的です。
また、可変式は扱い方が雑だったり、長年使用することで万が一壊れてしまう可能性も捨てきれません。しかし、プレート式はプレートをネジのようにしっかりと固定できるので、安全性はこちらの方が優れているでしょう。
また、もしプレートが足りなくなった場合でも、プレート式ならば新しいプレートを買えば、シャトルに追加するだけで使えるので、こちらもメリットでしょう。
付け替えるのがめんどくさい場合、可変式をおすすめしますが、重さが足りなくならないように比較的重いダンベルを用意しておくと良いでしょう。プレート式ならばプレートの追加は容易であるため、女性ならば20kg、男性ならば30kgもあれば初心者には十分すぎるでしょう。
固定式ダンベル
トレーニングジムによく置いてある固定式のダンベルです。
しかし、こちらは家で筋トレをする場合はおすすめできません。
なぜなら、筋力がついたらその重さでは不十分になってしまいますし、部位によっては扱える重さも異なるため、部位によって何種類もダンベルを用意する必要があるからですね。
ジムには様々な重さの固定式ダンベルがあります。その場合扱いたい重さをそのまま使用することができるため、とても便利です。しかし、家だと様々な重さのダンベルを用意することは費用的にも場所的にも難しいですね。
しかし、軽いエクササイズをする場合は1kg~2kgでも十分な場合があるため、筋トレではなく軽いエクササイズが目的ならば、小さくて場所も取らないため、おすすめでしょう。
ダンベルの選び方
次にどのようにダンベルを選べば良いかについて話していこうと思います。
ダンベルを選ぶ上で重要となってくる点はいくつかありますので、自分に合ったダンベルを見つけると良いでしょう。
ダンベルの種類
こちらは前節でも説明しましたが、可変式かプレート式か、固定式のどれにするかということですね。
付け替えるのがめんどくさいから楽に変えたい、お金に余裕があるという方は可変式ダンベルにすると良いでしょう。
本気で筋トレをすることを考えていて、万が一重さが足りなくなった場合にプレートを追加で用意してもいい方や、お金を節約したい方はプレート式ダンベルがおすすめです。
軽い重量で、エクササイズに近い筋トレを行う場合は、小さくて安く揃えることができる固定式ダンベルを用意するといいでしょう。
ダンベルの握りやすさ
ダンベルを用意する際にはあまり気にしてはいないが、使ってみると割と気になるのが握りやすさです。
ダンベルの握る部分であるシャフトが何でできているかによって握りやすさは結構変わってきます。
シャフトの素材:鉄
こちらのダンベルは握る部分が鉄でできており、滑り止めがついています。
初めの方は鉄の部分がギザギザしており、握りにくいと感じるかもしれません。しかし、使用していくと手に馴染んでくるため気にならないと思います。
ギザギザが気になる方や、手が荒れやすい方などは別途トレーニング用グローブを用意すると良いでしょう。
シャフトの素材:プラスチック
また握る部分がプラスチックということもあります。
ダンベルの紹介画面では滑らないと書いていることがほとんどだと思いますが、特に目立った滑り止め等もないため、注意が必要です。
初めは問題なくても、使用していくことによってプラスチックが滑りやすくなっていくこともあるかもしれません。
滑ると大怪我にもつながる可能性があるため、手が滑りやすい人は滑り止めとしてグローブを用意するとより安心して使えるでしょう。
シャフトの素材:合成ゴム
シャフトが合成ゴムでできたものもあります。こちらは比較的軽めの固定式ダンベルに多いと思いますが、滑りにくさでは圧倒的に優れているでしょう。
手が荒れることもなく、滑って怪我をする可能性もほとんどないため、固定式ダンベルを買うならば合成ゴムでできたものを買うので間違いないでしょう。
床の保護が可能かどうか
鉄剥き出しのダンベルもあります。
しかし、鉄剥き出しの状態だと、ダンベルを地面に置いたときに床が傷ついてしまいます。
そのため、床をしっかり保護できるように傷がつかないダンベルを選ぶことも重要です。
ダンベルに保護カバーがついているとしっかり床の保護もできますので、検討してみると良いでしょう。
また床を保護するにはマットを用意しておくとなお安心できます。
→本当におすすめできるマットとは?初心者が用意したいマットについて紹介します。
ダンベルは女性ならば20kg、男性ならば30kgは最低でも用意しよう
初めはこんなに重いのはいらないよと思うかもしれません。
しかし、筋トレを始めた頃は面白いくらいに重たいものが持てるようになってきます。
初めに軽すぎる重さのダンベルを用意してしまうとすぐに新しいものを用意しなければいけなくなってしまいます。
そうならないためにも、女性ならば20kg、男性ならば30kgは持っていると十分に筋トレできるでしょう。
男性におすすめのダンベル
男性と女性によっておすすめの重さは変わるので、まず初めに男性におすすめのダンベルについて紹介していきたいと思います。
それでは本当におすすめできるダンベルを紹介していきたいと思います。
4~38kg可変式ダンベル×2個
4~38kgまで可変できる2個セットのダンベルなので、初心者を超えて長く使用できるでしょう。
ダイヤルを回すだけで重さの調整が可能なため、すぐに使うことができ、シャフトも鉄製であるため、滑りにくくておすすめできます。
また可変式ダンベルで見落としがちなのが、何キロ毎にプレートの重さを変えられるかということです。
例えば一つ重さが上がると4kg上がるダンベルもあります。しかし4kg重くなるだけでかなりダンベルが重く感じるでしょう。
しかしこのダンベルは2kg毎(22kg→25kg、35kg→38kgを除く)で重さを帰ることができるため、一つ上の重さに変える際に重くなりすぎないので、おすすめでしょう。
ダイヤル式の可変式ダンベルの中ではこの重さでは最安値になります。
2~32kg可変式ダンベル×2個
こちらは32kgまで2kgと細かく重さを変えることができるダンベルになります。
こちらのダンベルは値段も少し張ってしまいますが、高い値段にはそれなりの理由があります。
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せっかくダンベルを買うならば、良質で使いやすいと感じるものをずっと使っていたいですよね。
こちらは作りもしっかりとしていて、簡単に重さを変えることができます。またデザインも洗練されていますので、おすすめのダンベルです。
2.5~30kgプレート式ダンベル×2個
有名なIROTEC製のダンベル30kg×2セットです。
こちらは2.5~30kgまで2.5kg刻みと細かく調整が可能となります。
プレートを付け替えることが手間に感じるかもしれませんが、プレート式ダンベルの中では質が良くずっと使えるダンベルになるでしょう。
床を傷つけないようにラバーリングも使用されているため、どのような場所でも使用することができるでしょう。
女性におすすめのダンベル
それでは次に女性におすすめのダンベルについて紹介していきたいと思います。
2kg~24kg可変式ダンベル×1個
とりあえずダンベルを使用してみたいと思った方はこちらを購入し、欲しくなった場合にもう一つのダンベルも揃えると一番良いでしょう。
また、滑りにくいようにシャフトも持ちやすく加工されています。
また最大の特徴は重さが細かく変更できるという点です。
15段階で重さを変更できるため、前回の重さでは少し軽かったと思った方でも少しだけ重さを上げてトレーニングを行うことができます。
これから筋トレを始めてみたいと思った初心者の方には特におすすめのダンベルです。
2~20kgプレート式ダンベル×2個
IROTEC製の有名なダンベルです。
2.5kg~20kgまで2.5kgと細かく重量を調整することができるので、少し重さが足りないと感じた場合、一つ重さを上げれば問題なく使用できると思います。
プレートにはカバーもついているので、床を傷つけたくないと思っている方でも安心して使用できます。
2kg固定式ダンベル×2個
そんなに本格的な筋トレはしたくないと思っている方は軽めでも全く問題ないので、ダンベルを用意するだけでも筋トレの効果は数段上がります。
こちらのダンベルはとにかくおしゃれなことが特徴です。
またコーティングによりサビの心配もなく使用することができ、汗を書いた方でも滑りにくくフィット感を感じたままトレーニングを行うことができます。
比較的安価ですので、まず少しトレーニングを始めてみたいと思った方は試してみてください。
初心者向けのおすすめダンベルまとめ
今回はおすすめのダンベルについて説明してきましたが、いかがだったでしょうか?
ダンベルは世の中には様々なものがあります。しかし、何に注意して用意すればいいのかについては今も昔もさほど変化していません。
そのため、良質で誰でも使いやすく感じるダンベルについて紹介しました。
こちらを参考にして、ぜひダンベルを用意してみてください。
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