こんにちは。筋トレにハマっている早稲田大学の学生のニックと申します。
普段様々なことを考察して、自分の意見を示す場面が多いため、今回はなぜ人々は筋トレに魅了されるのか、実際に筋トレをしている身ということも含めて、多角的な角度から考えてみたいと思います。
ぜひ最後までご覧ください!
なぜ人々は筋トレに魅了されるのか
なぜ人々は筋肉に魅了させるのかと考えて、
「筋肉があると健康的だよね。」
「筋肉ってかっこいいじゃん!」
と思う人は多いのではないでしょうか?
だから筋トレにハマっている人は、筋肉をつけたいと思っており、魅了されると結論づけることもできそうですが、これだけでは非常につまらないため、もう少し深掘りしてみます。
私は筋肉は最高に無駄なもので、なかなかつかないからこそ、人々が魅了されるのではないかと考えています。
これはどういうことなのか、次章から少し長くなってしまいますが、理由を述べていこうと思います。
筋肉は体にとって無駄!?
実は筋肉って体にとってかなり無駄なものということはご存知ですか?
人間の体は、筋肉は必要最低限あれば十分で、それ以上はいらないと考えています。
なぜなら筋肉は存在するだけで、無駄にエネルギーを使用するからですね。
筋肉が1kgつくと筋肉が約13kcal、またそれによって鍛えられた臓器や血管などの影響で、合計50kcal程度1日に代謝すると言われています。
食事からしっかりと栄養が届けられていればいいですが、体はいつ食事が届けられるかは分かりません。
いつ食事が届けられるかわからない状態で、1日にエネルギーを無駄に使用してしまうのはかなり脅威的ですよね。
そのため、体は筋肉を必要最低限あれば十分と考えているため、筋肉はなかなか付かず、必要ないと感じたらすぐに分解しようとします。
このことから基本的に体は筋肉を無駄なのもと考えているとわかりますね。
脂肪は体にとっては必要不可欠
それに対して、脂肪って何もしなくても簡単につきますよね。
筋肉と対照的で、脂肪は体にとっては欠かせません。
なぜなら脂肪自体は代謝することなく、また栄養不足になったら脂肪がエネルギーに変わってくれるからですね。
つけすぎは問題ありますが、筋肉と違って脂肪はあればあるほど、人間の体は長生きできると思いますよね。
これは昔に飢饉が起こったときの影響で、体が脂肪としてなるべくエネルギーを溜め込むようになったと言われていますが、詳しくはそれぞれ調べてみると良いです。
よって、脂肪は体にとっては必要なもので、できるなら積極的に体は脂肪をつけようとすることがわかります。
もし筋肉と脂肪のつきやすさが逆だったら?
脂肪がついていても魅了されることはほとんどありませんね。
しかし、もし筋肉と脂肪のつきやすさが逆だったらどうなっていたでしょうか?
もちろんそのようなことはありませんので、もしそのような世界線があったら程度に考えてみてください。
何もせずグダグダしながらご飯を食べたら筋肉がついて、筋肉に負荷をかけて鍛える筋トレならぬ脂肪トレを行わないと、脂肪がつかない。
つまり、人類のほとんどがマッチョで、努力をした人だけが脂肪がついているという世界線ですね。
このような世界では、脂肪をつけることに人類は魅了されて、プルンプルンのお腹になるために努力をしていると私は思います。
人は特に自分にないものに魅力を感じると思います。大食いの人も足の速い人も、みんな自分はないため、すごいと感じるということです。
つまり筋肉と脂肪の概念が逆の世界線があるとするならば、人々は脂肪をつけることに魅了されていたというわけです。
もしもの世界線でずっと話していても仕方ないので、そろそろ現実的な話に戻ります。
そもそもなぜ筋肉がつくとすごい?
初めに戻ってきましたが、人々が筋肉に魅了される理由としては、
「筋肉があると健康的だよね。」
「筋肉ってかっこいいじゃん!」
と思っているからだと話しました。
しかし、ある程度ならば健康的でも、筋トレをしている人の多くは健康以上の筋肉を求めており(私もそうだが)、筋肉のつけすぎは食事内容もタンパク質が多くなり、体的にも負担になりますよね。
つまりやっぱりかっこいいということに落ち着くと思いますが、これは筋肉自体に魅力を感じるのではなく、筋肉をつけることに希少性があるからということを説明してきました。
だいぶ話はまとまってきたと思いますが、もう一つ例を出してみたいと思います。
価値観という話
価値観は人それぞれです。珍しいことに価値を感じることもありますが、もっと一般的に、人類に共通している価値観もあると考えています。
例えば、顔です。
世界ではアジア系の顔よりも欧米系の顔の方が評価される場面が多いですよね。これも立派な価値観の問題だと思います。
なぜ欧米系の方が評価されるのか?顔が整っているから?
しかし、顔が整っているということはある基準を設けていることになりますし、その基準は価値観によって決まるのではないでしょうか?
歴史的な背景や体格などの問題もあるかもしれませんが、どちらかに優劣をつけることは全くできませんよね。
先ほどの例で筋肉と脂肪が逆の世界線を考えましたが、今回はアジア人の方が欧米系の顔よりも評価できる世界線があったと考えましょう。
私たち日本人も現在と比べるともっと世界で評価されていると思いますが、それは「整っている顔」の基準がアジア系の人の顔だからですね。
顔については私も優劣があるとは一切思っていません。しかし、心の中ではそれぞれが同じ価値観を持っているのです。
これは筋肉でも同じことが言えると思います。
だらだらしていても筋肉はつかないし、頑張ったからこそ筋肉がつくということに全人類が魅力に感じているからだと考えます。
だから人々は筋肉に魅了される
ここまで読んでいただいた方は、筋肉自体に魅力を感じているのではなく、筋トレや食事などの努力をしないとつけることができないという前提が筋肉にあるから、そこに魅力を感じているということは理解できたのではないでしょうか?
筋肉はだらけていてもついて、脂肪は努力しないとつかない世界線では、脂肪があるプルンプルンのお腹に人類共通で魅力を感じていたと思います。
全人類がもし筋肉隆々になってしまったら、筋トレをして多少筋肉がついただけでは希少性がなく評価されなくなってしまいます。
しかしまだまだ世の中は、筋肉に希少性を感じてます。ぜひこの記事を読んで思い至った方は筋トレを始めてみてはいかがでしょうか?
終わりに
今回はブログのテイストをかなり変えて、なぜ人は筋肉に魅了されるのかについて話してみました。
あくまで、筋トレにハマっているニックが考えたことになりますので、もっといろいろな考え方もできると思います。
ぜひご意見などある方はコメント欄にお書きください!
また、もし筋肉をつけることが簡単で、脂肪をつけることに努力をしなければいけない世界線に自分がいるとしたら、脂肪をつけるために努力をしますか?こちらについてもコメント欄にお気軽にご記入ください!
最後までありがとうございました!
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