トレーニングベンチを用意すると筋トレの効率は上がるの?本当に必要なの?
これから筋トレを始めようと思っている方や、筋トレを始めたばかりの人が悩むことの代表例が筋トレ器具ですね。
筋トレ器具を用意すると効率が上がると思うけど、高くてなかなか踏み出せないという人も多いでしょう。
そこで今回は筋トレ器具の中でもトレーニングベンチに焦点を当てて、必要性などを解説していきます。
トレーニングベンチ以外にも筋トレのグッズは多々あります。どのようなものを用意すればいいのかについてはこちらをご覧ください。
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トレーニングベンチはどのような人が用意すべきか
筋トレをしているからといってトレーニングベンチは必ず必要となるわけではありません。
それではどのような人が持つべきでしょうか?
- 本気で体を大きくしたい人
- 筋トレのモチベーションがある人
- なかなか体が大きくならない人
とにかく筋トレのモチベーションが高く、本気で体を大きくしたいと考えている人はトレーニングベンチはマストと言ってもいいほどでしょう。
またトレーニングベンチを用意することで筋トレの幅もググッと広がります。
筋トレを行ってきていたが、なかなか大きくならなくて悩んでいた方にも是非ともおすすめしたいです。
ではどのような人に、トレーニングベンチを用意する必要がないのでしょうか?
- 体を大きくすることが目的ではない人
- 健康目的で筋トレをしている人
体を大きくしたいと思っていない方はトレーニングベンチの恩恵をフルに活用できない可能性があります。
トレーニングベンチを使っても筋トレ方法によっては体は大きくなりませんが、それならば他の種目でも代用が可能になります。
健康目的で筋トレを行っている人にもオーバーになってしまう可能性があります。
どちらにしろ筋トレの幅を広げて、効率がアップするのは間違いありません。しかし、トレーニングベンチの恩恵を最大限に得たいのならば是非とも体を大きくたり、本気で筋トレに取り組んでいただきたいです。
トレーニングベンチを持つメリットとデメリット
なぜトレーニングベンチは筋トレ勢は揃えたほうがいいのか、なぜ用意すると体を大きくできるのか疑問に持つかもしれません。また持つことでデメリットは生じないのかと思うでしょう。
そこでベンチを持つと得られるメリットやデメリットについて話していきます。
ベンチのメリット
ベンチを持つことで、筋トレの幅が広がります。
ベンチを使用すると寝た状態、座った状態、うつ伏せの状態など様々な状態で筋トレを行うことができますので、行える筋トレの種類が増えます。
またベンチの角度を変えることができますので、それに応じて鍛えられる筋肉や、筋肉に入る負荷が変わってきます。
例えば胸のトレーニングならば、角度を上(インクライン)にすることで胸の上部、角度を下(デクライン)にすることで胸の下部を鍛えることができます。
また、腕のトレーニングならインクラインで行うことで、立った状態で行うアームカールよりも強い刺激を腕に与えることができます。
このようにベンチを使用することで、様々な筋トレが行え、新たな刺激を与えることが可能になります。
ただし注意点として、ベンチは単体で使用することはあまりありません。
ほとんどのメニューはダンベルなどと同時に利用することがほとんどです。
そのため、まだダンベルを用意していない方は是非とも同時に用意すると良いでしょう。
初心者向けのおすすめのダンベルとは?性別や用途に合ったダンベルを知るにはこちら!
ベンチを用意するとさまざまな恩恵が得られるので、ぜひ用意しよう!
ベンチを用意するメリットをまとめます。
- 様々な状態で筋トレができ、行える種目数が増える
- 角度をつけられるので、普段では味わえない刺激を感じられる
ベンチのデメリット
ベンチのデメリットはほとんどありません。
健康目的などの場合は、ベンチはオーバースペックだと話しましたが、ベンチを利用することでより強度の高い腹筋が行えたり、足トレをする際の足掛けなどにも利用できます。
そのため用意した場合でもデメリットは特にないということですね。
強いてデメリットを挙げるとすれば、場所をとる点ですね!
部屋があまり広くないという方はベンチを置くことで部屋のスペースに余裕がなくなってしまいますので、用意する際は是非ともサイズを確認しましょう。
トレーニングベンチは代用可能か
わざわざトレーニングベンチを買わなくても、椅子などで代用できないかと思うかもしれません。
肘掛けや背もたれのない丸椅子を用いれば同等のトレーニングが行えるのでは?
しかし、これらで代用することは非常に危険です。
まず、トレーニング用として作られていませんので、耐久性に問題があります。
トレーニングベンチはトレーニングに適した設計をしているため、ダンベルなどを利用して激しいトレーニングを行ったとしても壊れることはほぼありません。
しかし他の椅子は座って利用できる範囲の設計になっているため、筋トレをしている際に急に足が壊れてしまう可能性もあり、怪我にもつながりますね。
また、安定性にも問題があります。
椅子は座って使用するため、ある程度の高さがありますね。また床との接着面が滑りやすいものも多々あります。
そのため、筋トレ中に謝って転倒してしまう可能性もあり、これも怪我の元になります。
トレーニングベンチの代用品として普通の椅子を使うのは絶対にやめましょう!
ベンチを使用して行うトレーニングは、必ずトレーニングベンチを用意して行いましょうね。
トレーニングベンチを選ぶ際のポイント
次にトレーニングベンチを選ぶにあたってのポイントについて紹介していきます。
トレーニングベンチは多々ありますが、その中でも着目したいのが次の3点です。
- ベンチのタイプ
- 角度調整ができるか
- シート幅
- ベンチの全長
- 耐荷重
ベンチのタイプ
ベンチはフラットタイプとアジャスタブルタイプの2種類あります。
フラットベンチはその名の通り床と水平になったベンチで基本的に角度を変えたりすることができません。
角度をつけたトレーニングは行うことができませんが、ベンチを使って行うトレーニングはこれだけで行うことができます。フラットとシンプルな構造ですので、価格も安いということが特徴です。
アジャスタブルベンチは体を起こしたり、寝かしたりと角度をつけられるタイプのトレーニングベンチです。
アジャスタブルタイプも地面と水平にしてトレーニングができるため、アジャスタブルベンチはできなくてフラットベンチだけできることはありません。フラットベンチよりも価格は高くなりますが、基本的にはアジャスタブルベンチ一択と考えていいでしょう。
- 基本はアジャスタブルベンチ一択
- お金などの理由によってはフラットベンチも可
角度調整ができるか
おすすめのベンチは角度が調整できるアジャスタブルベンチですが、どのような角度をつけることができるか確認すると良いでしょう。
たくさん角度が調整できればいいというわけではありません。
必ず確認したいことは、足よりも頭が低くなる角度(デクライン)は用意されているか、ほぼ垂直に体を起こすことができるかということでしょう。
90度ピッタリ起こせなくても、90度ギリギリまで起こせれば十分です。
よってたくさん角度がついていて価格もするけど、こっちの方がいいということは一概には言えませんので、これらの最低限欲しい角度があれば問題ないです。
デクラインにできたり、ほぼ垂直まで体を起こせる角度が用意されているかを確認しよう。
収納できるタイプもありますが、こちらは人それぞれだと思います。
毎回取り出すことが手間に感じなければ問題ありませんが、いつかはめんどくさく感じてしまう可能性があります。
部屋が狭くてずっと置くことができない、持ち運ぶ必要があるという方はいいかもしれませんが、毎回取り出すのは手間に感じてしまうこともありますので、基本はしまわずにずっと置いておくものとして考えましょう。
シート幅
基本的にシート幅に大きな差はないですが、多少はあります。
特に肩幅が小さい人は注意しましょう。肩幅よりも大きいベンチを用意すると肩の部分の可動域が妨げられます。
筋トレは可動域いっぱいまで筋肉を動かすことで効率が上がりますので、シート幅が小さめなものを選んで買いましょう。
肩幅が広い方は小さくてもあまり関係ないと思います。しかし、左右のふらつきが増えてしまい、それらを支えるために体幹が必要になりますので、気になる方はシート幅が大きめなものを選びましょう。
ベンチの全長
身長が高い方はトレーニングベンチによってはやや小さいと感じるかもしれません。
しかし、最近のトレーニングベンチは180cmの方でも十分に使用できるため、よほど身長が高い人以外は気にしなくてもいいと思います。
身長が低い分には困ることはほぼありませんので、安心してください。
耐荷重
こちらはほぼ問題ないと思います。
最近のベンチはかなり重たいダンベルを用意しても耐えられるくらいの荷重で設計されています。
大体300~500kg程度で荷重設定されていますので、100kgの方が片手100kgのダンベルを両手で使う場合などに注意が必要ですが、そのような方はほとんどいないと思います。
体重が重いなど、もし不安がある方は一度確認してみると良いと思います。
おすすめのトレーニングベンチを紹介
今回紹介したベンチを選ぶ際のポイントなどを考慮したおすすめのトレーニングベンチを紹介していきます。
FIELDOOR 折りたたみフラットベンチ
フラットベンチならこちらがおすすめです。耐荷重が260kgですので、どのような方でも安心してご利用いただけます。フラットベンチなら組み立ても容易ですぐにトレーニングを行うことができます。
ダンベルを使って胸や背中、足のトレーニングもできますし、足をかけることで腕立てやスクワットも行うことができます。
また折り畳むこともできるため、筋トレをしていないときは収納をしたいと考えている方でも安心してご利用いただけます。
YouTen(ユーテン) フラットベンチ
全長約1.2mありますので、長身の方でも問題なく使用できます。足をしまうだけでなく、ベンチごと半分に折り畳むことができますので、よりスペースを取らずに収納できますね。また、耐荷重が300kgとかなりしっかりした作りになっていますので、初心者から長く使うことができます。
このベンチの最大の特徴はフラットなのにも関わらず、インクラインにもデクラインにもできるということでしょう。足の部分には高さを調整できるダイヤルがついており、左右の高さを変えることができるということです。
しかし、椅子のように座ることはできませんので、角度をつけて座って行える種目は行えませんが、胸を角度をつけたベンチにつけて行う種目などは可能ですので、筋トレの幅は広がりますね。
FLYBIRD トレーニングベンチ
トレーニングベンチに様々な機能を追加したベンチになります。まず背もたれはフラットからインクラインに変更することができるため、様々なトレーニングをする際にご利用することができます。
また角度を変える際は、背もたれを後ろのフックに引っ掛けるだけで固定できますので、簡単に行うことができます。
手前には足掛けがついており、こちらに足を固定することで腹筋や背筋のトレーニングを行う際の支えにもなります。ベンチだけで様々な筋トレを行うことができますね。
また難しい組み立てはないため、届いてすぐに筋トレを行うことができる手軽さも嬉しい点です。
1万円ほどでこの品質であれば全く問題ないと思います。
確かに、ジムにあるものと比較すると多少劣るし、完璧を求める人によってはそれを満たせないかもしれません。
ただ、値段と目的+店舗の対応の早さを考えると購入してよかったと思います。
ジム歴20年位ですが、ジムに行けない代わりに家で台を使いたい、超高品質でなくてもそこそこの品質で値段も抑えたいという方にはお勧めです。
製品自体は、ダンベル20㎏×2で使ってますが、安定感があり使用感に問題はないです。
幅も思っていたより取らないかなというイメージです。アイロン台を二つに折って少し厚みがあるくらいです。
台の角度調整も煩雑さはありません。
引用先:Amazonレビュー
Amazonのレビューでも評価の高さがわかりますね。アジャスタブルベンチの中ではかなりお手軽なのに対し、品質が高いことがわかります。
トレーニングベンチの購入を考えている方は是非とも参考にしてみると良いでしょう。
また、地面に直接置くと床が傷ついたり、踏ん張る際に滑る可能性がありますので、床を保護したい、滑り止めが欲しいという方は是非ともマットも用意することを検討してみてください。
→筋トレにおけるマットの重要性とは?必要性やマットの選び方などを解説します!
トレーニングベンチのメリットや特徴まとめ
今回はトレーニングベンチはどのような人が用意すべきなのか、また持つメリットやデメリットなどについて説明してきました。
簡潔に述べると、筋トレをしている人ならば持っていて全く損をしない筋トレ器具ということになります。
まだトレーニングベンチを用意していない方は、この機会に是非とも用意しましょう。
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