ダイエットを行っていた体重が5kg減ったから嬉しい!成功した!
3日で体重は3kg落とせる!
ダイエットをして体重が減ったとき、このように思っていませんか?
実は体重に関してのあなたの捉え方、間違っているかもしれません。
体重の変化だけに目を向けてしまうと、もっと重要な要素を見逃している可能性があります。
ではダイエットを行う際は体重の変化ではなく、何に注目すべきなのでしょうか?今回は体重と見た目は関係ない?という驚きの話をしていきます。
同じ体重での見た目の比較
まず上の画像は私が1年間かけて行ったボディメイクの比較画像になります。
また、女性の場合はこちら記事に載っている写真がわかりやすかったです。
これらの画像を見るとわかりますが、ほとんど同じ体重でも見た目に大きく差があるとわかります。
特にダイエットを始めようとしている女性に多いイメージですが、ダイエットの目標として「体重を◯kg減らそう」を掲げていませんか?
しかし、上記の写真を見ても分かる通り、同じ体重でも見た目に大きな差があるとわかりました。
そのため体重を減らすという点だけに意識が向かってしまうと、体重を減らしても魅力的な体となっていない可能性があるのです。
体重が50kg切ったからすごいでしょ!
と言っている人がいても、先ほどの見た目を見てわかる通り、体重は関係ないと思えるようになれば、少しずつ正しい認識に近づいていますね!
つまり、体重だけを気にしても見た目にあまり関係していないと言えます。
では何が見た目に関係するのでしょうか。詳しく解説していきます!
見た目に関係するのは体重ではなく体脂肪という事実
体重を気にしても見た目には関係ないとわかったでしょう。
実は見た目に大きく影響を与えるのは体脂肪です。
上記の画像は、2kgという同じ重さの筋肉と体脂肪の見た目の違いです。
同じ2kgでも筋肉と比べて脂肪はかなり大きいとわかると思います。
つまり、同じ体積の場合、脂肪と比べて筋肉の方が重いのです。
そのため、例えば同じ体重でも筋肉量が多いか、脂肪量が多いかで見た目が大きく変わります。
脂肪がつくと体重以上に見た目は大きくなり、筋肉がつくとシュッとしているのにそんなに体重があるかのと思われるでしょう。
つまり同じ体重でも見た目が違うのは、脂肪と筋肉の割合が異なるからなのです!
よってこれからボディメイクをして体を変えようと思っている人は、体重を落とす点だけを気にかけるのではなく、体脂肪をいかに減らせるかについて意識を向けると、理想的な体に近づけるでしょう。
綺麗で理想的な体になるには、体重ではなく体脂肪率の変化に着目しよう!
見た目に左右する体脂肪率の変化について気をつけたいポイント
同じ体重でも見た目が大きく異なる場合もあるため、憧れの体になるために体重は気にしすぎないのが大切でした。
そのために注目すべきなのは体重ではなく体脂肪です。
それでは体脂肪率についての気をつけたいポイント・注意点を紹介していきます!
- 体重計の数値を気にしすぎない
- 体重の変化に一喜一憂しない
- 長いスパンで変化を見よう
体重計の数値を気にしすぎない
体脂肪率を知るためには体重計に乗るのが手っ取り早いです。
しかし、体脂肪計の値には当然誤差も含まれます。
体重計の数値が100%正しいとは限りませんので、気にしすぎないようにしましょう!
体重の変化に一喜一憂しない
「昨日より体重が◯g減った」と嬉しくなるかもしれませんが、一喜一憂してしまうのはよくないです。
ご飯を食べた・食べてない、体の水分量が違うなどで体重は数百グラム程度は変化します。
それに対し、見た目に大きく関わる体脂肪率は1日程度ではほとんど変化しません。
そのため、昨日より体重がいくらか減ったからといって、体脂肪率が落ちたわけではないので、昨日今日で体重の変化に一喜一憂してしまうのはよくないです。
体重が増えたときも同じで、体脂肪率以外が要因となって体重が増えているため、気にする必要はありません。
長いスパンで変化を見よう
体脂肪率はなかなか変化しません。
少なくとも2週間程度ないと、はっきりとした体脂肪率の変化は実感できないです。
そのため、昨日と今日の体脂肪率を比べて、「落ちていた・増えていた」と思ってしまうのは全く意味がないです。
そのため、毎日体脂肪率の変化を記録しておき、少なくとも2週間前の体脂肪率と比較し、何%落ちているかを確認するといったように活用すると良いでしょう。
2週間前と比較して体脂肪率が減っていたら、しっかり効果がでていると言えますので、長いスパンでの比較が大切です。
また、最も大切なのが見た目の変化ですので、体脂肪率もそうですが見た目の変化も観察して、成果が出ているかを確認してください!
体脂肪を減らす方法
同じ体重でも体脂肪率によって見た目が大きく変化するため、体重は気にしすぎてはいけませんと説明しました。
つまり、理想的な体になるためには体脂肪率を減らすのが大切。
では、体脂肪率を減らす方法ですが、カロリーの管理が非常に重要となります。
自分が1日に消費するカロリーより摂取カロリーが少ない場合、体を維持するための栄養が足りなくなるため、その分を体脂肪を燃焼させて補います。
つまり、体脂肪を減らすためには、自分が1日に消費するカロリーを知って、そのカロリーを超えないようにカロリーを摂取すれば良いのです。
よって体脂肪を減らす方法は次の2つに限ります。
- 筋トレやランニングなどで消費カロリーを増やす
- 食事制限をして摂取カロリーを減らす
自分自身が1日にどれくらいカロリーを消費しているのかを知りたければ、下記の記事を参考にしてください。
体重を落とす点だけを意識すると起こるデメリット
では体重を落とす点だけを意識した先に、どのようなデメリットがあるのでしょうか。
ここからは体重の変化だけを気にかけると起きてしまう問題を挙げていきます。
- 体重の変化だけを気にかけると起こるデメリット
- 筋肉が落ちる可能性がある
- 一喜一憂してしまう
筋肉が落ちてしまう可能性がある
実は体重を落とすだけならばあまり難しくはありません。
人間の体の中で体重の増減に関わるものとして、体脂肪の他に水分や筋肉があります。
水分を摂取しないだけでも簡単に1kg程度は落とすことができます。
また、ダイエット方法として、ご飯を全く食べないなど極端なダイエットを行う人もいるかもしれません。
しかしこのような極端なダイエットをすると、体脂肪も落ちますが、筋肉も落ちてしまいます。
筋肉が落ちると、その分基礎代謝も悪くなってしまい、さまざまな問題が生じます。以下に軽くまとめてみます。
- 姿勢が悪くなる
- 肩こりなどがひどくなる
- 体調を崩しやすくなる
姿勢が悪くなる
筋肉があることで、体を支える体幹などがしっかりするため、姿勢がよくなります。
筋肉はタンパク質によってできているため、極端なダイエットでご飯を全く食べなくなると、筋肉が落ちて姿勢が悪くなってしまいます。
姿勢が与える見た目への影響は思っているより大きいです。
そのため、姿勢が悪くなってしまうことはかなり大きな問題となるでしょう。
肩こりなどがひどくなる
実は肩こりはヨーロッパの人やアメリカ人などはほとんどないということはご存知でしょうか?
肩こりの原因として筋肉が足りないから起こるということが原因の一つになるということをご存知でしょうか。
ヨーロッパの人などと比べ日本人はそもそもの筋肉量も少なく、また運動もあまりしないため、筋肉不足で肩こりになってしまいます。
よく、筋トレを始めてから肩こりが楽になったということは聞きますが、筋肉量が減ってしまうことで悪化もしてしまいます。
体調を崩しやすくなる
筋肉が増えると基礎代謝が上がり、平熱も上がります。平熱が高いとその分風邪などの原因となるウイルスなどにも強くなります。
しかし、筋肉が減ると平熱が下がってしまうため、風邪などに引きやすくなってしまいます。
また、筋トレをして筋肉をつけると、血管なども同時に鍛えられ冷え性なども改善されますが、逆に筋肉が減ってしまうと冷え性になる可能性もあるのです。
一喜一憂してしまう
「昨日より少し太ってしまった、、、」
こう思ってしまうことで、もっとご飯食べるのを制限しないとということが加速してしまい、結果的に一時的な感情のせいで筋肉が減ってしまったり、気分が落ち込んだりする可能性があります。
しかしご飯の食べた量や、体内の水分量、便通などによって1~2kg程度は簡単に上下します。
体重だけに気をかけてしまうと、これらの少しの変化で大きく感情が左右されてしまいます。
体を変えることはある程度長期的に期間を設ける必要があり、数日単位で一喜一憂することは全く意味がないのです。
体重が増えることが恐怖になる可能性もあるため、やっぱり体重だけを気にかけても意味ないです。
以上を意識して、体重の少しの変化に動揺せずに、体脂肪率の変化を長い目で見て、ダイエットを楽しみましょう。
ダイエットについて少しでも興味を持ってくだされば、こちらの記事も役に立つと思いますので、是非ご覧ください。
→正しく健康に痩せる方法を説明します。これからダイエットを行うにはこちらをどうぞ
体重は見た目には関係ない?まとめ
今回は体重の変化は見た目を変えることと直接関係がないことを説明し、体重の変化にばかり目をやってもあまり意味がない理由についてお話ししました。
何度も言いますが、最も大切なのは体脂肪率です。
同じ体重でも見た目が変化するのは体脂肪率と筋肉量の割合が変化してくるからです。
そのため、体重の変化だけに着目するのではなく、体脂肪率がいくつになったかということを意識してぜひともダイエットをしてみてください。