ボディビルという競技は何を競うの?歴史や評価基準などを紹介します

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ボディビルは何を競う競技なのかを解説

ボディビルという競技をどのくらいご存知でしょうか。

ボディビルとは一言で言うと最も大きな筋肉を持っているのは誰かを競う競技です。

しかし、単に大きいと言っても見ていて基準が分からない、どのように争うか分からないという方も多いでしょう。

そこで今回はボディビルについて、歴史や審査基準、また世界と日本のボディビルダーなどを紹介します。

Contents

ボディビルの歴史と競技性

ボディビルの起源についてはほとんどの人が知らないでしょう。

Wikiにてボディビルの創設期について書かれていたので紹介します。

「筋肉を披露する技芸」としてのボディビルが誕生したのは19世紀末。近代ボディビルの父としばしば呼ばれるサンドウは、古代ギリシャ・ローマの彫刻を研究し自分の肉体を鍛錬によってそれに近づけることを目指した。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9C%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%93%E3%83%AB

近代ボディビルの父と言われる「ユージン・サンドウ」がローマ彫刻のように筋肉のラインがはっきり見える体を作ろうと、自らの体を鍛え出したのが始まりと言われていますね。

その後IFBBという国際ボディビルダーズ連盟が発足されたのです。

このIFBBが主催する大会として、ミスターオリンピアがあります。

ミスターオリンピアとは世界で開会されている様々な大会で上位の結果を残した人のみが参加できる、世界で最もレベルの高いボディビル大会

ミスターオリンピアは年に一度、現在ではアメリカをメインに開催されます。

本大会で優勝すると、今年最も大きい体という称号を与えられたと言っても遜色ないです。

ミスターオリンピアで優勝する人の体はどういうものなのか?また歴代の優勝者は?などについては下の記事にてまとめていますので、ぜひ覗いてみてください。

それではボディビルの大会では何をどのような基準で争っているのか詳しく説明していきます。

ボディビルの評価基準1:筋肉の大きさ

ボディビルとは、その大会の中で最も大きな筋肉を持つのは誰かを競う競技。

そのため、最も大きい筋肉を持った人が優勝すると言ってもいいでしょう。

勝つためには隣の選手よりも大きくなればいい、ただそれだけ。

しかしボディビルとは見せる競技。

ただただ体が大きくても、実際の会場でうまく見せられなければ意味がありません。

そのために重要な要素が以下の2つ。

  • ボディビルで重要な要素1:ポージング
  • ボディビルで重要な要素2:カラーリング

ボディビルで重要な要素1:ポージング

ボディビルは決められたポーズを様々な選手と並んで行う必要があります。

この際ポージングによって審査結果も大きく左右されるのです。

人によって筋肉が大きく有利となるストロングポイントは異なりますし、逆にウィークポイントも異なります。

そのため、大きな筋肉はより大きく、小さな筋肉は少しでも大きく見えるようなポージングが重要

自分の体を熟知し、どのようなポージングが効果的かを知ると、最も評価されますね。

ボディビルで重要な要素2:カラーリング

カラーリングによっても筋肉がどのように見えるか異なります。

筋肉を大きく見せるには、凹凸がはっきり見えるのも大切。

会場に照らされているライトによって、体の見え方は変わります。

そのため、会場のライトに合ったカラーリングをすると凹凸がはっきり出て、体にメリハリが出るため、より大きい体である印象を与えられるでしょう。

ボディビルの評価基準2:どれだけ体を絞ることができているか

大きさだけでなく、どれだけ体を絞れているかも評価基準として重要

大きな筋肉を有しているのは誰かを知るために体脂肪は必要ありません。

体脂肪を極限まで落とし、筋肉を構成する筋繊維一本一本が見えている体が美しく、評価されます。

また、体を絞れば絞るほど筋肉も落ちやすくなるため、絞れているのに筋肉量が多いと評価は高いです。

ボディビルの評価基準3:バランスの良さ、弱点のなさ

また、バランスの良さや弱点のなさもプラスにはたらきます。

ほとんどの選手が、他と比べてここが強いという筋肉を持つため、強い筋肉同士を比較するのはかなり困難です。

それに対し、弱点とも言われる筋肉は評価する上では単純。

弱点があればあるだけ減点していけばいいからです。

そのため、ボディビルではより弱点のない体が評価されます。

ボディビルを評価するにあたっての現代の傾向

ボディビルは時代によってどのような体が評価されるかが変わってきました。

一昔前までは、どれだけ絞れているかが最も重要とされていましたが、現代ではよりバルクのある大きな筋肉を重視している傾向があります。

そのため、人間の体の中で最も大きな筋肉の一つである背中の筋肉がどれだけ発達しているかなどが、近年では重視されている傾向があると言えるでしょう。

時代による評価基準の傾向を追うのもボディビルの楽しさの一つです。

世界のボディビルダーを紹介

本章では、2021年のミスターオリンピアで優勝したビッグラミー選手と、ボディビルの知名度を一気に上げたアーノルドシュワルツネッガーさんについて紹介します。

2021年度ミスターオリンピア優勝者:ビッグラミー

ビックラミーことマムド・エルスビエイ選手は、バルクの大きさからビッグという愛称で呼ばれているエジプト出身の選手です。

ミスターオリンピアでは前年度の2020年から2連覇中の選手。

ビッグラミー選手はなんと言っても、体がめちゃくちゃでかい。

ビックラミー

ミスターオリンピア優勝時の体を見てください。

はち切れんばかりの腕や足、そして背中の広さです。まさに世界最高峰と言えるでしょう。

ボディビルの知名度を一気に上げたアーノルドシュワルツネッガー

シュワちゃんの愛称で呼ばれるアーノルドシュワルツネッガーと聞いて、知らない人はいないでしょう。

ターミネーターなどで人気の俳優となったアーノルドシュワルツネッガーですが、元はボディビル選手でした。

またミスターオリンピアの優勝経験者で、ミスターオリンピアが開催されてから三人目の優勝者でもあり、7回の優勝と歴代2位の優勝回数を誇ります。

Arnold_Schwarzenegger

当時はパッとされてこなかったボディビルでしたが、その甘いマスクと強靭の体から多くの人を魅了したことからボディビルに光が当たり始めました。

ボディビルの歴史を知る上で欠かせない人物の一人でしょう。

その他歴代のミスターオリンピア優勝選手については下の記事にてまとめていますので、ぜひご覧くださいね。

日本のボディビルダーを紹介

続いては日本の大会である「男子日本ボディビル選手権大会」で優勝した相澤隼人選手と、世界の最前線で活躍する日本人の山岸秀匡選手を紹介します。

2021年男子ボディビル選手権大会優勝:相澤隼人選手

ボディビル 何を競う
https://twitter.com/hayato__aizawa/status/1447191005699051527

こちらの写真は2021年10月10日に開かれた男子日本ボディビル選手権大会で優勝した時の写真で、Twitterで左から4人目の、エントリNo.3の人が相澤選手です。

相澤選手は2021年現在でまだ22歳の若手。

若手でこの体を有しており、日本一位にもなるという輝かしい成績を持ちます。

ボディビルという競技は長年かけて成長していく競技です。

そのため、この若さで日本一位を取るなど、素晴らしいの一言に尽きます。今後どうなっていくか楽しみですね。

世界最前線で戦う日本人:山岸秀匡選手

ボディビル 何を競う
https://twitter.com/HideYamagishi/status/1449592760609083392

2021年現在で48歳になる山岸秀匡選手です。

上の写真は若い時の写真になりますが、とてもすごい体をしていますね。

ミスターオリンピアと並ぶほど大きな大会でもある、シュワルツネッガー開催の「アーノルドクラシック」で優勝経験もある、日本人離れした筋肉を有する山岸さんです。

筋肉の大きさを競うボディビルの競技で、世界最前線で戦っていた日本人は山岸さんだけ。

今は大会は引退されておりますが、YouTubeなどで活躍していますので、覗いてみてはいかがでしょうか。

ボディビルという競技は何を競うのかを知って楽しもう

今回はボディビルという競技は何を競うのか、歴史と競技性から入り、その評価基準や現代の傾向、また世界や日本のボディビルダーについて説明しました。

ボディビルという競技は初心者が見たら少しわかりにくいかもしれません。

しかし、何を競っているかを知るともっと楽しめると思いますので、ぜひ今後のボディビルの傾向について興味を持っていただけたら嬉しいです。最後までありがとうございました。

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