筋肉のつきやすさは胚葉型という生まれ持ったタイプで個人差がある

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筋肉のつきやすさ

「同じように筋トレをしているのに、あの人は筋肉がついてきて羨ましい」
と思う瞬間は筋トレをしているともちろんあります。

でもそれは仕方のないことなんです。人による筋肉のつきやすさに違いが生じるのは当たり前です。

しかし、それで落胆してしまうのは全く間違っています。

なぜなら生まれ持った自分の特徴であり、その特徴を知ることで、どんな人でも筋肉をつけることはできるからです。

「あの人は筋肉がついているけど、自分は全く成長しなくて才能がない」
こう思ってしまうことは早計です。

結局は筋トレは自分との戦いであり、過去の自分と比べて成長していれば、筋トレは大成功ということができます。

自分が全く筋肉がつかないということは才能ではなく、自分に合った正しい方法で筋トレを行なっていないことが原因のほとんどです。

そこで、今回は筋肉のつきやすさに違いがあるのは何故なのか、また自分にあった効果を最大化するために必要なことなどを話していきますので、最後までお付き合いいただけると嬉しいです。

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筋肉のつきやすさは運動神経によって変わる

筋トレ写真

他の人と同じように筋トレをしていても、自分より相手の方が重たいものを挙げられるようになった、または成長が早いと思うことはないでしょうか?

「全く同じことをしているのに何で?」と思うかもしれませんが、筋肉のつきやすさには個人差があり、これは当たり前のことなのです。

なぜ個人差があるのかというと、いくつか理由は考えられますが、その一つに運動神経の違いが挙げられます。

筋トレは正しいフォームで正しい部位に効かせないと、より重たいものを持てるようになったり、成長したりすることはできません

そのため、運動神経が良い人ほどそれらを早く吸収できるため、個人差が出てしまうことは仕方のないことです。

しかし、筋トレは自分との戦いであり、前回の自分より少しでも強くなっていれば、成功したということになりますので、他人とあまり比べる必要はありません。

また、筋トレは軽い重量からフォームを意識して行えば、誰でも正しいフォームで習得することは可能です。

焦って慣れるまでに重たいものを使用してしまうと、結果が出ないどころか、怪我にも繋がってしまいます。

そのため、運動神経で差が出ることは仕方のないことですが、結局は個人的な戦いであり、また長い目で見た場合は運動神経は全く重要ではないです。

筋肉のつきやすさは胚葉型によって変わる

筋肉がある男性の画像

次に今回のテーマである胚葉型について、胚葉型とは何か、また胚葉型の調べ方などを説明していきます。

胚葉型の種類

胚葉型については知らない人がほとんどだと思います。

胚葉とは受精卵から細胞分裂が始まる初期にできる部分であり、外、中、内と分けられます。この際、外、中、内側のうちどこが一番発達したかによって体格や性格などがある程度決まってきます。

このとき、外側が一番発達している人を外胚葉型(ハードゲイナー)真ん中が一番発達している人を中胚葉型(イージーゲイナー)内側が一番発達している人を内胚葉型といいます。

また、注意する点として、これらは明確に3種類に分けられるということはありません。人によってどの胚葉型に寄っているかという目安にはなりますが、完全にこれであるということを区別することは難しいです。

外胚葉型(ハードゲイナー)

外胚葉型はハードゲイナーともいいます。ハードゲイナーという言葉は聞いたことがある人もいるのではないでしょうか?

外胚葉型の特徴を以下にまとめてみます。

  • 体の線が細い
  • 代謝が高く、太りにくい
  • 栄養吸収率が悪く、太りにくい
  • 温厚、引っ込み思案、非社会的
  • 男女ともに多い

外胚葉型の人の見た目は体の線が細いということです。足首が細かったり、手首周りに脂肪が少なく細いという方は間違いなく外胚葉型でしょう。また、筋肉が少ないためか猫背だったりするのもこのタイプに多いです。

外胚葉型の特徴は代謝が他の胚葉型の人と比べてかなり高いです。代謝が高いことで、1日に消費するカロリーは高くなりますが、外胚葉型の多くは食が細いため、摂取カロリーよりも消費カロリーの方が高くなり、痩せ型となります。

また、食が細いだけでなく、栄養吸収率もそこまで高くはありません。そのため、筋肉をつけるにはより食に対しての努力が必要になります。

外胚葉型は男女ともに多いです。

また、ハードゲイナー(Hardgainer)と言うのは、筋肉をつけるのが大変だからゲイン(gain:得る)のがハード(hard:大変)と言うことです。

外胚葉型の人は筋トレ方法や食事方法を正しく理解していないと筋肉をつけることは難しいです。外胚葉型の人が行うべきことをまとめた記事もありますので、是非とも参考にしてください。
→外胚葉型の人の筋トレ方法や食事内容について解説します!

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中胚葉型(イージーゲイナー)

外胚葉型がハードゲイナーというのに対し、中胚葉型はイージーゲイナーと言われます。また、こちらは筋肉をつける上では一番有利な型だと言われます。

以下に中胚葉型の特徴をまとめます。

  • 体ががっしりしている
  • 代謝は低く、栄養吸収率が高い
  • 精力的で大胆、攻撃的
  • 男性に多い

まず、骨格がしっかりしているため、体はがっしりしていることが特徴的です。また、ハードゲイナーとは異なり、代謝が低く栄養吸収率が高いため、食事を気をつけないと簡単に体脂肪がついてしまうことも特徴でしょう。

また、中胚葉型は男性に多く、世界で活躍するゴリゴリのボディビルダーは中胚葉型です。

イージーゲイナー(Easygainer)と言うのは、筋肉をゲインする(gain:得る)ことがイージー(easy:容易い)と言うことです。

内胚葉型

内胚葉型は丸みを帯びており、女性に多い型だと言われます。以下に内胚葉型の特徴をまとめます。

  • 丸みを帯びた肥満型
  • 社交的で温和、気さく、親切
  • 女性に多い

まず、内胚葉型の特徴は肥満型ということでしょう。中胚葉型よりも、より内臓が発達しているため、少しの食事で体脂肪がついてしまいます。

また、社交的で温和、気さく、親切な人が多いため、このタイプの人の周りにはいつも人がいるということが多いでしょう。

胚葉型の調べ方

自分がどの胚葉型なのかは簡単に調べられることができます。

自分の手首をもう片方の手で輪っかを作るようにして掴んでみます。このときかなり隙間がある人が外胚葉型ギリギリ掴める掴めないくらいの人は中胚葉型全然指同士がくっつかない人は内胚葉型となります。

自分がどの胚葉型に属しているかによって、どのように食事を取るべきかなど、注意したい点が変わってきますので、参考にすると良いでしょう。

胚葉型に優劣はない

外胚葉型だからいけないとか、中胚葉型だからいいということはありません。それぞれに違った良さがあります。

外胚葉型の人が筋肉を付けることは大変ですが、一度つけてしまえば線が細いのに筋肉があり、凹凸感やメリハリのあるかっこいい体を作ることができます

中胚葉型の人は、比較的楽に筋肉を付けることができますが、栄養吸収率が高いため、食事に気を付けないと、簡単に脂肪も増えてしまい、さらには代謝も低いため、ダイエットが大変になってしまいます。脂肪がたくさんついた状態ですと、メリハリのある体は手に入れることはできませんね。

内胚葉型は少しの食事で脂肪が簡単についてしまうため、食事方法などには十分気をつける必要がありますが、最も女性的な体なのも内胚葉型の特徴でしょう。食事内容を気をつけることで、女性的なラインを出すことが最も容易になります。

よってこの胚葉型だからと落胆するのではなく、その生まれ持った胚葉型で何をすればいいのかを知って、適切に行動できることが大切でしょう。

部位によってもつきやすさに個人差がある

その人でも部位によって筋肉のつきやすさにはばらつきがあります。

筋トレをしている人の話を聞くと、自分はここの部位は強いけど、ここが弱いとか話題で出てくるかもしれません。

Nick

ちなみに筆者は背中は強かったけど、胸があまりだったり、上腕三頭筋(二の腕)は強かったけど、上腕二頭筋(力こぶ)は弱いと感じています。

強い部分はより鍛えることで、もっと強い長所になりますし、弱い部分はより重点的に鍛えることで、よりバランスの取れた体になることができます。

また、ボディビルダーで弱点の部分をたくさん鍛えていたら、いつかは自分の最大の武器になってしまったという話もよく聞きます。

部位によってつきやすさに個人差がある理由としては、

  1. 本当に成長しにくい
  2. 負荷がうまく入っていない

の2つが考えられます。一つ目は本当に成長しにくいということで、これに関しては成長しにくい部位の筋トレのバリエーションを増やしたり、週に行う回数を増やしたりすることで、成長を見込めるでしょう。

しかし、二つ目の理由だった場合は、現在の筋トレそのものを見直さなければなりません。フォームが間違っているということも理由としてありますが、フォームは合っているが、そもそもそのフォームだと自分の場合は負荷が入りにくいなどというケースもあります。

フォームが間違っている場合は、もう一度フォームを動画なりで見直して、軽い重量でフォームを意識して行うと良いでしょう。
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負荷が入りにくい場合は、現在のフォームにオリジナリティを加えて、自分にとって負荷が入りやすいフォームを探したり、もっとその部位に負荷がかかりやすい別の種目を行ったりすると良いでしょう。

どのような胚葉型でも成果を最大化するためには

まず外胚葉型の人はそもそも筋肉がつきにくいので、筋トレよりも食事内容に気をつけることで、今までよりも成長を狙えるかもしれません。

外胚葉型の特徴としては、とにかく代謝が高いので、人一倍食事を取らないと、筋肉を合成するための栄養素が蓄えられません。

自分がどのような胚葉型であれ、食事をしっかりと摂ることが成長に大きく関わってきます。筋肉をつけるには筋トレが1割、食事が9割と言われているくらい食事が大切になります。

今まで疎かにしていた方は食事内容を見直すことで筋トレの効果がかなり出てくるでしょう。

また、食事内容がしっかりできていても筋肉が成長しない方は、筋トレの内容に問題があります。

鍛えたい部位に正しく刺激が入っているかを調べるには次のことをしっかりできているかを確認しましょう。

  1. 筋トレ時に鍛えたい部位に重さが乗っているか
  2. 筋トレ後に筋肉がパンプアップしているか
  3. 毎回異なる刺激を与えられているか
  4. 筋肉痛がきているか

重さが乗っていることを感じられない場合は、他の部位に負荷がかかっていることがほとんどのため、正しいフォームで筋トレが行えるようになるまで、重さを軽くして行いましょう。

また、正しい負荷が乗っているかはパンプアップをしているかによっても確かめられます。筋トレ後に対象の筋肉を触ってみて、はち切れそうなくらいにパンパンに張っていれば負荷が乗っていたことになります。

筋肉は毎回同じ刺激を与えていても慣れてしまい成長をしなくなってしまいます。前回よりも1回でも多く回数をこなせたならば、前回よりも強い刺激を与えられていることになりますが、理想では毎回のメニューを変えたほうが成長はしやすいです。

毎回メニューを変えることで、筋肉には常にさまざまな角度から毎回新しい負荷がかかります。

これが筋肉の成長を促すためにはとても大切になります。

また、毎回異なる負荷で筋トレを行うことで、ほとんどと言ってもいいほど筋肉痛もくると思いますので、これも参考にすると良いでしょう。

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胚葉型による筋肉のつきやすさのまとめ

今回は胚葉型によって筋肉のつきやすさに個人差があるということを学びました。

しかし、自分が胚葉型でどのタイプに属するかをしっかりと理解して、そのために何をすればいいのかを知っておくことで、どのような人でも必ず筋肉をつけることはできます。

この記事を通して、少しでもいい方向に進めれば幸いです。最後までありがとうございました。

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